宝塚宙組「クラシカルビジュー」視聴

先日録画していた
宝塚歌劇 宙組公演 ショー「クラシカルビジュー」をようやく視聴。

たまにNHKBSで宝塚歌劇の舞台を放送してくれるのって本当に有難いです💖

番組のゲストとして、
退団後の朝夏まなとさんと愛月ひかるさんが来られていました♪

2017年宙組公演 ショー「クラシカルビジュー」

この公演はコロナ以前2017年に公演されたショー作品で、
当時宙組トップの朝夏まなと”のさよなら公演でした。

実際に私も劇場に足を運んで観劇しましたが、
主題歌のサビの部分は今でもすぐに頭に浮かびます。

宝塚の曲って耳馴染み良くて、
サビの部分は観劇後も耳に残るように作られてますね。

過去の公演という事もあり、
その後の人事も分かった上でみると、
当時のリアルタイムでは気付かなかった面も見えてくる気がします。

それもまた過去作品をみる面白さですね。

娘役トップ不在の公演

この作品の公演は、
男役トップの朝夏さんと組んでいた娘役トップの実咲凛音さんが前作で退団したので、
娘役トップ不在の公演という異例の公演でした。

当時は「1作違いの退団なら、何故添い遂げ退団にしてあげなかったの?」と激しく思いました。

特にトップ2人が仲悪い訳でもないのに、わざわざ1作だけずらして退団発表をする。
そこにはどういう意図があったのでしょうか?

謎のまま今に至る。という感じです。

公演のポジションで未来が分かる!?

話を戻しまして。

そんな訳で、娘役トップ不在の中、
その代わりを務めたのが、怜美うらら星風まどか

数年経った今となっては、誰がどのようなポジションにいるか分かっているので、
それを踏まえて、この公演を見てみると、

大勢口の群舞で良いポジションにいる人の方が、
少人数口のメインキャストよりも将来的には扱いが上なのかも!?
と、観ながら思ってしまいました。

ぱっと見、目立つのは、少人数口のメインキャストですが、
いやいや、大勢口で良いポジションの方が、その後の人事を反映しているのかもしれない。

この公演の娘役トップの代理を務めた1人
怜美うららさんにとっても退団公演だったので、確たる自信はありません💦

そういう意味でも、この公演はまた普段とは違う特別な公演だったのかもしれませんが…。

「クラシカルビジュー」ショーの感想

実際の観劇した時の感覚としては、
トップ娘役がいないので、トップと2番手の絡みが多いな。
と言う、イメージだったのですが、

改めて見ていると、場面としては
トップと2番手の絡む場面ってそんなに多くなかったんですね💦。

真ん中辺りに2人で踊る「サファイヤ」の場面と
大詰めの「BijouⅡ(永遠)」の場面くらい。
普通にトップが揃っていれば
「BijouⅡ(永遠)」の真風さんの所に、本来ならば娘役トップがいたんだろうな~。
と、想像しつつ。。

でも観劇後のイメージとしてはもっとトップと2番手、
2人の場面があったような気がしたんだけど、
TVで見てみると、そんなに多くありませんでした💦

それだけ2人のインパクトが強かった。ということですね。
さすがです!

今回、初めて副音声を聞きながら、TVの舞台を鑑賞してたのですが、

朝夏さんは客席のお客さんを落としにかかるタイプの男役さんだったようです。
見た目のイメージ的にはそんな感じじゃなかったんだけど、
「それでトップになれたのか~。」とも思ったりしました(笑)

逆に愛月さんは照れ屋でウインクとかもあまり出来ず、
そんな風にアピールできなかったんだそう。

トップになれるかなれないかの差はそんな所にもあるのかも!?

ファンを多く持つこともトップの条件なんでしょうね。

現トップ真風涼帆さんの宙組

当時2番手だった真風さんって、そんなにオラオラしてるイメージがないけれど、
真風さんも客席アピールが上手い男役さんなんだろうか?(笑)

そんなことせずとも、見た目の格好良さで勝負のタイプなのかな?
見た目が完全な男役。
スッキリ端正な男役って感じで、何もしなくてもカッコいい💖のは確かです。

今現在、トップとしても長めの在任期間を頑張ってこられてますが、
そのままで男前ですもんね~。

潤花ちゃんとの並びも良くて、素敵なトップコンビです。

現在2番手のキキちゃん(芹香斗亜)も安定感抜群で、
なかなか素敵で盤石な組になってますよね。宙組

再びショー「クラシカルビジュー」の続き

話を戻します。

そして最後のさよならを意識して作られた場面。

ここに実咲凛音ちゃんがいて欲しかった!!

2番手に見守られながら。という図も悪くはないんだけど、
やっぱり少し違和感というか。。違うな~。という感じも…。

銀橋で歌った歌の歌詞は本人の希望を入れたのかな?

少し音程が低くて歌いにくそうだったけど、
歌詞の内容がトップさんの気持ちの入った歌詞でした。

もうね。
さよなら公演というだけで、トップはもちろんの事、
それ以上に周囲の組子の気持ちが熱く感じられる。

特に大勢口の時の、組子皆のキラキラした心からの笑顔☆彡
圧倒される!
そしてこれを観てるだけで幸せな気分になれます。

その熱と輝きが画面を通しても伝わってくるんですよね。

そこが宝塚の良い所。
ずっと同じカンパニーで公演をする劇団の強みでもありますよね。
この表情たちって、公演ごとのカンパニーでは出てきにくい気がします。。

そしてそんな舞台は見ていても伝わってくるものがあって、
お客さんも嬉しいし、楽しい♪

この気持ちの交流が舞台の醍醐味だな~。と思うのです。

そして最後の燕尾服の男役群舞。
揃ってますね~。

高身長の人たちが多い宙組
迫力もあります!

舞台はもちろん生で観るのが1番ですが、
出演者個々の表情が見えたり、
個々のジェンヌさんの顔を覚えられる。
というのはTV視聴の利点ですよね♪

チケット当てて下さい!(笑)

最近、また宝塚歌劇は人気で、
なかなかチケットが手に入りません!

この番組の司会をしている山ちゃん。
まだファン歴2年なのに、これだけ宝塚に関われるなんて本当に羨ましい!

劇団さん!
1公演1回しか行けない人にもチケットを当てて下さい!(笑)
よろしくお願いします!