ストレスを受けていた頃の自分と、ストレスから逃げた今の自分との違い

仕事を辞めて(正確には出社しなくなってから)もうすぐ1か月が経とうとしています。

精神的にもだいぶ落ち着いて、マイペースでの生活が戻ってきました。

今回はストレスを受けていた頃の自分と、
ストレスから逃げた今の自分では気持ち的に何が違うのか。を
体験談としてお話したいと思います。

出来ていた事が出来なくなっていく恐怖と失われていく自己肯定感

私は以前から、本業以外に、自分の趣味の歌関係で、
裏方のお仕事を手伝ったり、コンサートのチラシを作ったりもしてたのですが、

職場でストレスを受け続けている間は、
職場での仕事以外でも、今までなかった失敗をしたり、ミスがあったりしました

私も年齢を経て、頭の回転や洞察力が衰えてきたのかな?気を付けなければ。
と思ってやってきましたが、
本当にちょこちょこ(小さいですが)ミスは続きます。

そんな失敗が続くと、
自分でも今まで出来てた事が出来なくなっているのを感じて、自分を責めてしまい、
段々自分に自信を持てなくなってきてました。

私に出来る仕事って、もうそんなに)ないのかもしれない

もちろんストレスの直接の原因である仕事が一番出来なくなっていくのですが、
それはストレスを受けているから。
それで焦ってしまうから。と理由も自分で分かるのです。

でもそれ以外での失敗に関しては理由もわからず、自分の至らなさを責めるばかり。
本当に自信を失っておりました

ストレスイメージ

仕事を辞めてストレスが減った現在の状態

仕事は辞めても、
歌関係の裏方や、趣味の方で依頼のあった仕事に関しては、変わらず続けているのですが、

仕事を辞めて精神的にも落ち着いている今、
それらの作業に関しても、仕事を辞める前よりもかなりミスが減った気がします。

何となくストレスを受けていた頃より、記憶力も戻ってきたような気がします
(気のせいでしょうか?)

ストレスを受けていた時も、
自分的には1つ1つ間違えないように集中して仕事をやっているつもりでした。

むしろ失敗を続けているからこそ、間違えないように何度もチェックしたり、
今まで以上に気を付けていたつもりでした。
でもその頃は、失敗は減りませんでした。

この違いは何なのでしょうか?

理由は分かりませんが、やはり心の状態というのは、意識していなくてもすべての行動に影響を及ぼす。ということなのでしょう。

今では私自身も時間を気にせず、じっくりと
やるべきことや(趣味方面の)仕事に向き合えているのを、何となくですが感じています。

昔、大きなストレスを受けた時の自分

今回の職場でのストレスよりももっと以前のお話ですが、

昔、別の事で大きなストレスを受けた時は、
本人に自覚はなかったのですが、体に病気として出てきました

でもその当時は、周囲に「ストレスが原因なのでは?」と言われても、
本人にストレスの自覚がないので、
自分では「違うだろう。」と思ってました。

振り返ってみて「原因はストレスだったのかな?」と思うようになったのは、
発病してから何年も経った後でした。

現在、症状は落ち着いていますが、
その治療は10年近く経った今でも続いています。

ストレスの元から逃げる ー退職を決心した理由ー

物理的なケガなどはその個所を治せば終わりですが、
精神的なものが原因の病気って、治るまでにも時間が掛かります

その恐怖もあり、今回、精神を病む前にストレスの原因である職場を辞めよう。
と決意しました。

逃げられるのならストレスの元になっているモノから逃げる
これも1つの手かな?と今では思っています。

もちろん、その後の生活費を賄うための収入源を探すのは大変です。
実際、それを考えるとなかなか仕事を辞める事が出来ず、
結局1年間ストレスに晒され続けることになりました。

それでも退職を決心できたのは、
それ以上にストレスを受けて精神的に病む恐怖の方が大きかったから。

今の所は辞めて正解だったと思っています。

これからは職探しのストレスがありますが、
これは収入源を見つけられれば無くなるストレス。

ゴールのあるストレスなので、頑張りたいと思っています。