子供たちが主役!映画「天使にラブソングを2」の感想記録
前に録画予約していた「天使にラブソングを2」をようやく見ました!
「天使にラブソングを」最初の映画はよくTVでも見たし、
何ならミュージカルでも見たんだけど、
意外と「天使にラブソングを2」って見てない事に気付いたので、録画しておきました。
「天使にラブソング2」はデロリスの活躍。というよりは、
子供たちが主役!でしたよね。
最後のコンクールのシーンは感動でした!
やっぱり歌、エンタメって楽しい♪
「天使にラブソングを2」あらすじ
修道院を出た後、ラスベガスで歌手としての日々を過ごしていたデロリス(ウーピー・ゴールドバーグ)
そこへ突然、修道院仲間が訪ねてきます。
シスターたちは地域の社会奉仕活動として、高校の教師として働くようになっていました。
しかしこの学校の生徒たちは手の付けられない子供ばかりで、
困り果てたシスター達はデロリスに助けを求めにやってきたのです。
再びシスターとして音楽クラスを受け持つこととなったデロリス。
デロリスでも悪戦苦闘するほどの生徒たちでしたが、
歌を通して少しずつ交流を深め、生徒たちによる聖歌隊を結成。
シスターたちの勝手な応募により、聖歌隊のコンクールへ出場することなるのでした。
「天使にラブソングを2」感想
★荒廃した学校を立て直すため、
また舞台に戻っていたデロリスを修道院へ呼び戻すシスターたち。
最初はあんなに険悪だったのに、今ではお互い頼り頼られ、
全然違う世界に生きているデロリスが、シスター達と心を通わせている姿にちょっと感動。
★修道院長ってやっぱり人を説得するのが上手い!
嫌々だったデロリスに「子供たちの未来の可能性を広げるため」と説得したり、
最後に、廃校に唯一賛成だった理事長を、
最優秀賞を取ったコンクールの計画をした立役者に仕立て上げたり。
人を悪者にせず、動いてもらうための言葉を知り尽くしている感じですね(笑)
だからこそ言葉を大切に。
言葉の使い方を考えて話さなければ。って思います。
★でも修道院長の言葉だけでなく、やっぱり引き受けてしまうデロリスも良い人なんですよね。
表舞台で歌って自分が目立つだけでなく、陰からサポートする力も持っている。
見た目がイカツクても、そんなデロリスだからこそ、シスター達にも好かれるんですね。
★それにしても荒廃している学校の生徒たち。なかなか手ごわそう。
でも学校を辞めたければ辞めていい。と言われると、
表面的には周囲に合わせてオチャラケて、授業もまともに受けないような生徒達でも、
根底にはそれぞれ事情があって、実際に学校を卒業できないと困る生徒もいる。
誘われても「学校を退学できない。」とちゃんと自分の意見を示せる。
そこはアメリカ人だな。って思いました。
★一人、授業を放棄して教室を出たリタ。
デロリスの導きで、段々歌に本気になっていく他の生徒たちを羨ましそうに見てるのに、
歌うことだって大好きなのに、どうして皆の所に戻らないのかな?と思っていたら、
母親の教育方針。だったんですね。
「歌でご飯は出てこない」「歌で請求書を支払えない」
生きていくには勉強しろ。
そういう事か。
確かに生きていくためにやりたい事が出来ない人たちも多い。
でも好きな事をやれる環境にいるのなら、金にならなくてもやるべき!続けるべき!
それはお金にならなくても、生涯心の支えとなる。
そうしないと心が死ぬ。
でも子供にとっては親に逆らうのは至難の業。
リタ自身も苦しんでたんだな。
★やる気のなかった生徒たちが、デロリスの導きで段々歌うようになり、
人前で歌えるようになるまでの過程は、見ててもやっぱり楽しい。
何かを成し遂げていくっていうのは、大変だけど仲間がいると楽しいよね。
それがエンタメだと尚楽しい!
歌うの楽しいよね♪よくわかる!
★出演する生徒やデロリスには相談もしないでコンクールに応募するシスター達。
なかなか大胆!(笑)
でも目標が出来るとより楽しいよね。大変だけど💦
それにしても、あんなに不良だった子たちが「聖歌隊コンクール」の為に練習してる。
っていうのもギャップで面白い。
もう、曲は関係ないのよね。
歌う。という事が大事。
★コンクールでは上手い人達ばかりでビビる生徒たち。
今の私に送りたい!
★デロリスが本物のシスターではない。と分かり、コンクールの出場を阻止しようとやってくる、理事長や校長ほか職員たち。
でもようやく出会った生徒たちから、来てくれたことを喜んでもらえたり、有難がられたりすると嫌な事って言いにくいよね💦
お偉方も理事長以外は、心の底では子供たちに歌わせたいのよね。
敵だと思っていた人たちの裏切りで、良い方に話が進むのってワクワクするので大好きです💖
★最後のコンクールでのパフォーマンスは最高でした!
ここだけ切り取ってTVで流されたりもしていますが、
聖歌隊コンクールというよりは、もう立派な舞台でのパフォーマンス!
曲だけ宗教曲。という感じでしたね。(笑)
女性生徒4人のコーラスも素敵だった!
私が宝塚を好きなのもそこなのですよ!(関係ない話、すみません。)
本当に素敵なパフォーマンスでした!
★娘のパフォーマンスを見て、歌う事を認めてくれたリタ母。
ありがとう!