「エリザベート2022」観劇記録 気になったキャスト別感想など
今年最後の観劇。
「エリザベート」観てきました!
この作品、やっぱり大作ですね。
なんかもう、大満足でした💖
今回、関係者にチケットを取っていただいたので、本当によい席で観劇することができました。
お陰で、普段見逃していた細かい所までオペラグラスで確認出来ました。
背景や、大道具などの演出面では毎回変化がありますが、
キャストに関しては、昔からこの作品に関わってきた人達の成長や安定感を強く感じたし、
新キャストも頑張ってました。
一言でいうと、個々人の素晴らしさと言うよりも、
作品としての素晴らしさが際立った公演になっていたように思います。
「エリザベート2022」キャスト
私の観劇した日(ダブル・トリプル)のキャストは以下の通り
エリザベート 愛希れいか
トート 古川雄大
フランツ・ヨーゼフ 田代万里生
ルドルフ 立石俊樹
ゾフィー 剣 幸
ルイジ・ルキーニ 黒羽麻璃央
少年ルドルフ 西田理人
(気になった)キャスト別感想
エリザベート役 愛希れいか
良かったです。
ちゃんと年齢に応じて声も変えて、エリザベートとして生きてました。
注目の「私だけに」の曲も地声で歌いきっててビックリさせられました。
あの歌、丁度地声と裏声の間くらいの音域だから、歌うの難しいですよね💦
この辺は(宝塚時代の)男役の経験も生かされているのかもしれませんね。
あと精神病院での魂のこもった歌には、思わずウルっとしてしまいました。
歌でも感動させてくれる。嬉しい誤算でした。
そして、トートダンサーに翻弄されるシーンでは、ダンサーとしての体幹の強さを感じましたね。
いや、なかなかのエリザベートでした。
トート役 古川雄大
割と人間味のあるトートだった気がします。
この作品を芝居として魅せてくれたな。と。
誰かと2人きりのシーンで、トートでない相手方が歌っていても、
つい(今、トートはどんな顔をしてる?と)オペラグラスで表情を追ってしまいたくなるようなトートでした。
歌も肝の入った発声で安定感がありました。
フランツ役 田代万里生
今回、一番今までと違う!と感じたのはこの方だったかもしれません。
ずっとこの役をやって来てたと思うのですが、
貫禄が出て、今までよりも存在感がかなり大きくなっていました。
印象の薄くなり勝ちなこの役を、しっかり印象付け、
今までの田代さんのフランツとは別物に感じました。
進化したな。という印象。
その効果か、1幕最後の場面(トート&エリザベート&フランツ)3人の関係性がハッキリと見えるような、引き締まった1幕終わりに感じました。
他には、
●少年ルドルフは歌もしっかりしてたし、その中で芝居もちゃんと歌に込められてて大人顔負けの上手さでした。
●他、秋園美緒さん(リヒテンシュタイン)や未来優希さん(ルドヴィカ/マダム・ヴォルフ)など、
長年同じ役を務めてこられた方々も安定感マシマシで安心して観ていられました。
●精神病院でのヴィンディッシュ嬢役の方も歌上手かったですね。
全体的な今回の公演の印象
久しぶりの「エリザベート」でしたが、
全体的に長く舞台の世界で頑張ってこられた方達の成長と安定感が印象に残った公演でした。
その安定感が、この作品の重厚さを際立たせていた気がします。
年末に凄い舞台を見せていただきました。
本当にありがとうございました。
おまけ(ランチ)
本日は観劇後、早めに帰宅しなければならなかったため、
観劇前に軽く食べてから行くことにしました。
めぼしを付けていたお店は、年末の帰省客が多かったのか、結構混んでいたので、
結局は駅近のお店で食べる事に。
久々のフレンチトースト!美味しかったです。
こちらのメニューは
一瞬「飲み物と食べ物のお値段、逆なのでは?」と思いましたが、
時間的(10:30AM頃)に、モーニングセットだったのかもしれません。
一部ですが、他にも↑こんなメニューがありました。
ESTACION CAFE GRAND
JR大阪駅 中央出口の切符売り場近くにあるお店でした。